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サイトワード 一覧:ドルチとフライを無料で印刷
サイトワード 一覧を、ドルチ220語とフライ最初の100語で紹介。違いと選び方、1日に何語教えるか、フォニックスとの進め方、無料の練習プリントの作り方まで。

結論: サイトワードの一覧でよく使われるのは、ドルチ(Dolch)リスト(よく出る220語を5つのレベルに分けたもの。名詞は別に95語)と、フライ(Fry)リスト(英語でよく出る順に並べた1000語を100語ずつ区切ったもの)の2つです。まずはドルチの pre-primer か、フライの最初の100語から。一度に教えるのは5語ほどにして、1日数分、必ず絵本や文の中でも読ませます。
「サイトワード 一覧」で検索すると、単語を並べたページや無料の表はたくさん見つかりますが、ドルチとフライのどちらを選ぶか、1日に何語教えるか、学習指導要領とどう違うかまで書いてあるものはあまりありません。この記事では、ドルチのレベル別一覧、フライ最初の100語、比較表、教え方の手順、無料で練習プリントを作る方法をまとめます。2026-10-18 更新。
サイトワード 一覧の前に:サイトワードとは?
サイトワードは、一文字ずつ音を拾わなくてもひと目で読める単語のことです。読みの研究者 Timothy Shanahan は「どうやって覚えたかにかかわらず、ほとんど瞬時に認識できる単語」と説明しています(Shanahan on Literacy)。
なお、「サイトワード」は学校の用語ではなく、おうち英語や英会話教室で使われる言葉です。似た用語を整理すると次のとおりです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| サイトワード | ひと目で読める単語。つづりが規則的でも不規則でもよい |
| 高頻度語 | 本の中によく出る単語。規則的(can)なものも不規則(said)なものもある |
| デコーダブル(音で読める語) | 音をつなげて読める語(sit、jump) |
| ハートワード | つづりの一部が規則どおりでない語(said、the)。その部分を「心で覚える」 |
サイトワードは「変な語」ばかりではありません。Shanahan によれば、フライ最初の100語のうち55語は完全に音で読め、さらに42語は部分的に音で読めます(Shanahan on Literacy)。丸暗記ではなく、音と組み合わせて教えるのが基本です。
サイトワード 一覧:ドルチ(レベル別)
ドルチリストは、Edward William Dolch が1936年に発表し、1948年の『Problems in Reading』で名詞リストを加えたものです(Wikipedia)。名詞を除く220語が5つのレベルに分かれています。レベルはアメリカの幼稚園から小学3年生を目安にした一般的な分け方で、公式の基準ではなく、ドルチ自身も「推奨」としています(K12Reader)。日本の学年とは対応しません。情報源によって1〜2語の違いがあるため、ここでは一般的な 40 / 52 / 41 / 46 / 41 語で掲載します。
Pre-primer(40語):日本語の意味つき
a(ひとつの)、and(〜と)、away(離れて)、big(大きい)、blue(青)、can(できる)、come(来る)、down(下へ)、find(見つける)、for(〜のために)、funny(おかしい)、go(行く)、help(助ける)、here(ここ)、I(わたし)、in(〜の中に)、is(〜です)、it(それ)、jump(跳ぶ)、little(小さい)、look(見る)、make(作る)、me(わたしを)、my(わたしの)、not(〜ない)、one(1)、play(遊ぶ)、red(赤)、run(走る)、said(言った)、see(見える)、the(その)、three(3)、to(〜へ)、two(2)、up(上へ)、we(わたしたち)、where(どこ)、yellow(黄色)、you(あなた)
Primer(52語)
all, am, are, at, ate, be, black, brown, but, came, did, do, eat, four, get, good, have, he, into, like, must, new, no, now, on, our, out, please, pretty, ran, ride, saw, say, she, so, soon, that, there, they, this, too, under, want, was, well, went, what, white, who, will, with, yes
1st grade(41語)
after, again, an, any, as, ask, by, could, every, fly, from, give, going, had, has, her, him, his, how, just, know, let, live, may, of, old, once, open, over, put, round, some, stop, take, thank, them, then, think, walk, were, when
2nd grade(46語)
always, around, because, been, before, best, both, buy, call, cold, does, don’t, fast, first, five, found, gave, goes, green, its, made, many, off, or, pull, read, right, sing, sit, sleep, tell, their, these, those, upon, us, use, very, wash, which, why, wish, work, would, write, your
3rd grade(41語)
about, better, bring, carry, clean, cut, done, draw, drink, eight, fall, far, full, got, grow, hold, hot, hurt, if, keep, kind, laugh, light, long, much, myself, never, only, own, pick, seven, shall, show, six, small, start, ten, today, together, try, warm
このほかに ドルチの名詞95語(apple、ball、birthday、school、tree など)があります。リストは1930年代の児童書をもとにしているため kitty や Santa Claus が入っており、レベルの分け方にも少し偏りがあります(yellow は pre-primer、if は 3rd grade)(Curriculum Corner)。
印刷して使いたい場合は、サイトワード練習プリントのジェネレーターにドルチの全レベルと95語の名詞が入っています。単語にチェックを入れるだけで、サイトワード 一覧をそのまま印刷できます。
サイトワード 一覧:フライ最初の100語
Edward Fry の Instant Words は、書かれた英語の中での出現頻度を数えて作られたため、1000語は学年別ではなく頻度順に並んでいます(Edublox)。通常は100語ずつの10グループで教えます。Shanahan が挙げる目安は、1年生までに最初の100語、2年生までに最初の300語です。
フライ最初の100語(頻度順)
the, of, and, a, to, in, is, you, that, it, he, was, for, on, are, as, with, his, they, I, at, be, this, have, from, or, one, had, by, words, but, not, what, all, were, we, when, your, can, said, there, use, an, each, which, she, do, how, their, if, will, up, other, about, out, many, then, them, these, so, some, her, would, make, like, him, into, time, has, look, two, more, write, go, see, number, no, way, could, people, my, than, first, water, been, called, who, oil, sit, now, find, long, down, day, did, get, come, made, may, part
最初の100語がどれだけの文章をカバーするかについては、「約半分」という数字がよく引用されます。ただし Shanahan は、これは make・making・makes のような変化形を同じ語として数えた場合に限る、と注意しています。300語・1000語のカバー率としてよく見る数字は、元の出典が確認できないので目安として扱ってください。
101〜300語は、同じジェネレーターの Fry second 100 と Fry third 100 で選べます。
サイトワード 一覧の選び方:ドルチとフライの違い

| ドルチ | フライ | |
|---|---|---|
| 発表 | 1936年(名詞は1948年) | 1950年代、1980年に更新 |
| 語数 | 220語+名詞95語 | 1000語 |
| 並べ方 | レベル別(pre-primer〜3rd grade) | 頻度順、100語ずつ |
| 名詞 | 別リスト(95語) | ほかの語と混ざっている |
| もとの資料 | 1930年代の児童書 | より大規模で新しい出版物の調査 |
| 向いている人 | 幼児〜小学校低学年、語数が少なく管理しやすい | その先まで進みたい人、頻度順で学びたい人 |
どちらにする? 英語を始めたばかりで、短くわかりやすい道筋がほしいならドルチ。ドルチを終えた、または頻度順に進めたいならフライです。両方に共通する単語が多いので、途中で切り替えてもやり直しは少なくて済みます。使っているリーダー(Sight Word Readers など)に独自の単語表がある場合は、そちらを優先して、ここのサイトワード 一覧は補助にしてください。
サイトワード 一覧と学習指導要領の関係
ドルチもフライも、日本の学習指導要領には載っていません。2017年告示の学習指導要領では、小学校で学ぶ語数を「600〜700語程度」としており、中学校では新たに「1,600〜1,800語程度」を加える形になっています(文部科学省)。語数だけが示され、具体的な単語は教科書会社が選びます(東京書籍)。外国語活動(3・4年生)と外国語(5・6年生)で学ぶ内容です。
つまりサイトワードは、学校の単語表の代わりではなく、家庭や教室で絵本を読むための補助として使うものです。the、is、he、they のような語は教科書にも出てくるので、並行して学んでも問題ありません。
サイトワード 一覧:1日に何語教える?
研究で裏づけられた「正解」の語数はありません。参考になる英語圏の資料は、どちらも「少しずつ、こまめに」です。
- Understood は、ドルチかフライで確認して間違いの多い25語を選び、1日5語ずつ教えることを提案しています(Understood)。
- Shanahan は1日3〜5分で十分とし、30〜45分は長すぎると述べています。一度に追いかける語は10〜20語としています。
また、幼稚園の段階では18〜20語程度、1年生で最初の100語、2年生で300語という目安を示しつつ、幼稚園の数字には「研究の裏づけはない」とも述べています。目安は柔軟に考えてください。100語を「見たことがある」より、40語を確実に読めるほうが役に立ちます。
サイトワードの教え方4ステップ
- 少数だけ選ぶ。 子どもがまだ読めない語から5つ。where と were のように似た語は別の日に。
- 音と文字を結びつける。 ゆっくり読み、音を一つずつ数えて、文字に対応させます。不規則な部分(said の ai)に印をつけ、その部分は「心で覚える」ことにします。
- 3つの方法で練習する。 読む、なぞる、見ないで書く。練習プリントのジェネレーターでは、この「読む・なぞる・書く」の行と、答えつきの「見つけて丸をつける」ページを作れます。
- 文や絵本で使う。 絵本の中から探します。カードだけで覚えた単語は、実際の読書では読めないことがよくあります。
フォニックスとは並行して進めるのがおすすめです。フォニックスが終わるまで待つ必要はありません。フォニックスのワークシートと組み合わせてください。単語をフラッシュカードにして2分ほどのゲームをするのも手ですが、本物の文章も必ず読ませましょう。
よくある失敗
| 失敗 | なぜ困るか | 代わりに |
|---|---|---|
| 一度にリスト全部を教える | 新しいことが多すぎて定着しない | 1日5語、数分だけ |
| カードだけで覚えさせる | カードの見た目を覚えるだけになる | 音との対応、書く練習、文での読みを足す |
| 形や頭文字だけで覚える | was と saw のような似た語を混同する | 全部の文字を見て、見つけて丸をつける練習を使う |
| フォニックスが終わるまで待つ | 読める語がないと文が読めない | 並行して進める |
| 学年を厳密に守る | レベルは目安にすぎない | 子どもに合わせて上げ下げする |
| 毎日長時間やる | Shanahan は30〜45分を長すぎるとしている | 数分に抑える |
AIでサイトワード 一覧を作るには
AIに一覧を頼むときは、ドルチかフライか、レベル、語数を指定します。例:「ドルチの primer の単語を番号つきで並べて、今週始める5語と、それぞれの短い文を教えて。」 出てきた結果は上のサイトワード 一覧と見比べてください。AIはレベルを取り違えたり、存在しない語を作ったりすることがあります。
サイトワード 一覧:よくある質問
よく使われる100語は? 通常はフライ最初の100語(上記)です。the, of, and, a, to, in, is, you, that, it の順で始まります。
幼稚園の子はサイトワードを何語覚える? 基準で語数は決まっていません。Shanahan は18〜20語程度を妥当な目安としています。ドルチ本人は、40語の pre-primer を1年生の終わりまでに、と述べています。
ドルチとフライの違いは? ドルチは1936年の学年別220語と名詞95語、フライは頻度順1000語を100語ずつに分けたものです。
サイトワードと高頻度語は同じ? ほぼ同じですが、見方が違います。高頻度語は出現回数、サイトワードは「ひと目で読めるか」で定義されます。
ハートワードとは? said や the のように、つづりの一部が不規則な語です。規則的な音は通常どおり対応させ、不規則な部分を「心で覚える」ことからこう呼ばれます。
丸暗記させていい? 短時間のこまめな練習は有効ですが、音や意味と結びつけ、実際の読書でも出会わせるほうが効果的です。
何歳から始める? 決まった年齢はありません。文字と音に興味が出てからで十分です。
フォニックスの後にするべき? 並行がおすすめです。
さっそく練習しましょう。上の一覧から選んで、無料のサイトワード練習プリントを作れます。読む・なぞる・書く・見つけて丸をつける、答えつきです。印刷は**100%(実際のサイズ)**で(設定方法)。1回5語、楽しいうちにやめましょう。