Article
席次表の決め方|上座・下座の基本と5ステップ
席次表の決め方を5ステップで解説。高砂からの上座・下座、親族・主賓・友人の配置、両親が離婚している場合、スケジュール、配布用とポスターのサイズまで。

席次表の決め方は、出欠が揃ってからゲストをグループに分け、高砂(メイン卓)に近い上座から「主賓・職場関係 → 友人 → 親族 → 両親」の順に配置し、最後に両親とプランナーへ確認する、という流れです。上座は入口からの距離ではなく、高砂からの距離で決めます。
この記事では、席次表の決め方を5ステップで説明し、ゲストの属性ごとの並べ方、両親が離婚している場合、スケジュール、紙のサイズまでまとめます。更新日:2026-10-27。
席次表・席札・エスコートカード・席次ポスターの違い
席次表の決め方を考える前に、言葉を整理します。
| 名称 | 役割 | 渡し方 |
|---|---|---|
| 席次表 | 会場の見取り図にゲストの席を載せた紙。プロフィールやメニューを載せることも多い | 配布(各席に置く) |
| 席札 | 席に置く名前のカード | 全員に敬称を付ける |
| エスコートカード | 名前とテーブル番号だけを書いたカード。席次表の代わりにもなる | 受付で渡す |
| 席次ポスター・ボード | 受付に掲示する大きな座席案内 | 掲示 |
席次表は「記載の大人の人数分」を目安に用意します(weddingday.jp)。この記事の「席次表の決め方」は、そのまま席札やポスターの元データになります。
席次表の決め方 ステップ1:出欠と会場の卓数を確認する
**席次は出欠の返信が揃ってから決めます。**出欠の返事が変わるたびに席は動くので、先に仮置きするのは大まかな案までにします。
あわせて、会場の卓数と1卓の席数を担当プランナーに確認します。円卓は6〜10名が標準で、8名が最も会話しやすいという会場向けコラムがあります(オムニウェブ)。一方、ブラプラは4〜8名、ゼクシィは4〜6名が主流とも紹介されています。**「6〜8名」を目安に、会場の上限を確認しましょう。**1卓の人数が揃わなくても問題ありません(ゼクシィ)。
席次表の決め方 ステップ2:ゲストをグループに分ける
名簿を次のグループに分けます。
- 親・親族(両家)
- 主賓(上司・恩師など)
- 職場関係(役職・社歴順)
- 友人(大学・高校などのグループ別)
- 子ども連れ、高齢のゲスト、1人参加のゲスト
HANA-YUME は、属性で分けてから席数に合わせて組むやり方を紹介しています(HANA-YUME)。付箋に名前を書いて動かすと、比べながら調整できます。
席次表の決め方 ステップ3:上座と下座を決める
**披露宴の上座は高砂に最も近い席です。**高砂に向かって左が新郎側、右が新婦側。卓の順は前方から後方、中央から両端の順に上座になり、卓内も高砂に近い席が上座です(ゼクシィ)。
| 順位(上座→下座) | ゲスト | メモ |
|---|---|---|
| 1 | 主賓(上司・恩師) | 高砂に近い卓 |
| 2 | 職場関係 | 役職・社歴順。上司は主賓と同じ卓 |
| 3 | 友人 | 大学→高校→中学の順。仲の良いグループは上下にこだわらない |
| 4 | 親族 | 地域によっては親族を上座にする(北海道・東北の一部、沖縄など) |
| 5 | 両親・家族 | 招く側なので最も遠い下座 |
夫婦は卓内で隣同士にし、子どもがいれば夫婦の間に座らせます。介助が必要なゲストや子連れは、入口付近が楽です(weddingday.jp)。役職だけで決めず、人間関係とゲストの快適さも見ましょう。
席次表の決め方 ステップ4:5ステップで並べる
- **親族の席を決め、両親に最終確認する。**親は最後列の末席が基本です。
- **主賓と職場関係を決める。**相性の悪い人は隣にしません。
- **友人を決める。**グループ単位で、1人参加の人には事前に隣の人を知らせます。
- **人数差を調整する。**両家の人数が揃わないときは、相手側の卓に混ぜるか、椅子数を調整します。7人グループは3人+4人に分け、1人だけ仲間外れにしません。
- **プランナーに確認する。**卓の数や形を勝手に増やさず、相談します。
こんなときの席次表の決め方:離婚・再婚・元交際相手
| 状況 | よくある対応 | 注意点 |
|---|---|---|
| 両親が離婚している | 肩書きを入れない、または席次表を使わずエスコートカードだけで案内する方法がある | 名字が違うことが気になる場合は、離婚前の姓にそろえた例もあります(ゼクシィ) |
| 実の父親が出席する | 仲の良い親族と同じ卓に座ってもらう | 再婚相手への配慮で卓を離す調整もある |
| 子連れ | 入口に近く、壁側やドア付近の席 | 子ども用の椅子の有無を会場に確認 |
| 高齢のゲスト | 出入りしやすい席。車椅子は後方の動きやすい席 | 高砂とスクリーンの見やすさも考える |
| 元交際相手 | 席次の具体的な決まりは見つかりませんでした | 招待するかどうかを先に決めます |
席の配置を気にするゲストには、事前に一言伝えると安心です。
席次表の敬称と肩書きの書き方
**招く側の家族(父・母・未婚の兄姉弟妹・新郎新婦の子)には敬称を付けません。**席札は全員に敬称を付けます。会社名は(株)でなく株式会社と書き、伯父・叔父、伯母・叔母は年齢の上下で書き分けます(utanone、weddingday.jp)。
席次表のスケジュール:いつ何をするか
| 時期 | 作業 |
|---|---|
| 結婚式の約3か月前 | 依頼先やデザインを決める |
| 出欠の締切後(約1〜2か月前) | 返信が揃ったら席次を確定 |
| 約1か月前 | 内容を決め、入力・テスト印刷 |
| 2〜3週間前 | 原稿の最終確認 |
| 7〜10日前 | 最終校正・印刷 |
情報源によって時期は少し違うので、会場と印刷先の締切から逆算してください(weddingday.jp、ANCIE)。
席次表のサイズ:配布用とポスター
**配布用の目安:**9卓まで(40〜70名)はA4、10〜12卓(70〜100名)はA4またはB4、13卓以上(100名以上)はA3です。三つ折りは一般にB4が使われます(ANCIE)。
**受付に掲示するポスター:**ハンドメイド販売では、A4〜A1のポスターや7mmパネルが売られ、入口に掲げる人が多いとされています(Creema)。人数ごとの公式な目安はなく、「100名以上ならA1」といった説明は一販売者の意見です。

| サイズ | cm | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| A2 | 42×59.4 | 小さめの披露宴、名簿が短いとき |
| 18×24インチ | 45.7×61 | 約100名までの室内 |
| A1 | 59.4×84.1 | 100名前後〜、離れて読むとき |
| 24×36インチ | 61×91.4 | 名簿が長いとき |
ウェルカムボードは別物です。席次ポスターは近くで読むので、最終サイズで1ページ試し刷りしてから注文しましょう。
PrintMigoで席次表の元データを作る
結婚式の席次表作成ツールは無料・登録不要・透かしなしで、名前はブラウザ内にとどまります。
- **名簿を入れる。**1行に1名を貼り付けるか、CSV/TXTを読み込みます。「テーブル」列があれば、そのまま着席します。
- **卓数を決める。**初期は8席×8卓。1〜12卓、各1〜12席で、最大144席です。
- **配席して卓名を付ける。**順番・ランダムのあと、固定したいゲストをドラッグします。
- **一覧を付ける。**名前順の一覧とテーブル別の一覧が初めからオンです。
- **サイズを選んで出力。**A2、18×24インチ、24×36インチのPDF/PNG。
ただし、**配布用の二つ折り・三つ折りの席次表(プロフィール付き)や席札は作れません。**受付ポスターと名簿を作るツールです。教室や会議にも使える座席表ツールもあります。
席次表の決め方でよくある失敗
- 出欠が揃う前に確定してしまう。
- 役職だけで上座下座を決める。
- 離婚した親の肩書きや姓を確認しない。
- 両親に見せずに印刷する。
- 子連れや高齢のゲストを奥に座らせる。
席次表の決め方に関するよくある質問
**席次表の決め方の基本は?**出欠確定後にグループ分けし、高砂に近い上座から主賓・職場・友人・親族・両親の順に並べ、両親とプランナーに確認します。
**上座はどこ?**披露宴では高砂に最も近い席です。入口からの距離ではありません。
**新郎側と新婦側は?**高砂に向かって左が新郎側、右が新婦側です。
**1卓は何名?**6〜8名を目安に、会場の上限を確認してください。
**両親が離婚しているときは?**肩書きを入れない、または席次表を使わずエスコートカードだけで案内する方法があります。
**いつまでに決める?**出欠が揃う約1〜2か月前から確定し、2〜3週間前に校正、7〜10日前に印刷が目安です。
**AIに頼むときは?**名簿を貼り、「1卓8名、この2人は離す」と伝えたうえで、会場の卓数と照らして確認します。
席次表の決め方を押さえたら、元データを作ろう
席次表の決め方は、出欠確定、グループ分け、上座・下座、両親への確認の順です。名簿が揃ったら、無料の席次表作成ツールで受付ポスターと名簿を作ってみてください。